下痢や嘔吐を起こす病気は、大人では胃腸系の限られた病気であるが、乳児では胃腸症状ばかりではなく、全身症状を伴って重症になりやすい。
[原因]
栄養法の間違い=間違った調乳法のやりかたや腐った牛乳を与えたり、不衛生な取り扱い、離乳の進め方の間違い、不用意に消化の悪い食物を与える。胃腸管内の感染=口から入る細菌感染で、例えば、赤痢菌、病原大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌など。胃腸管以外の感染=風邪、気管支炎、中耳炎、皮膚化膿症、などの胃腸以外など
[症状]
急性消化不良症=下痢が主要症状で、便の回数が多く、軟便、水様便となり、粘りやブツブツがあり、黄褐色や緑色となる。軽ければ酸っぱいにおいであるが、重いときは腐ったような臭いがする。
消化不良性中毒症=急性消化不良症の重い型で、全身状態がはるかに悪く、脱水症状も強いはか、意識障害やけいれんなどの脳障害や脈が悪くなり、手足が冷たくなるなど循環器症状が出てくる。
[対応]
安静が大切である。専門医を受診する。
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