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鉄は赤血球内の血色素を構成する不可欠の物質ですが、体内での鉄不足により血色素合成に十分な鉄が骨髄の赤芽球にお供給されないと赤血球の産生が障害され、鉄欠乏性貧血を起こします。
[原因]
人体の鉄欠乏を起こす原因は多種の因子が関係しています。特に思春期、妊娠時には、鉄の需要が増大して鉄欠乏を起こしやすくなります。
[症状]
生体内に鉄欠乏が起きると、肝、脾、および骨髄などの組織の貯蔵鉄が動員されて潜在性鉄欠乏状態になります。この状態が長く続くと赤血球は少球性、低色素性となり貧血がみられるようになります。
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