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肺の組織が化膿した状態をいう。化膿した組織が腐敗したものを肺壊疽という。
[原因]
大きな原因は次の四つである。
1麻酔・泥酔・脳出血・糖尿病昏睡・てんかんなどの意識不明の状態のときに、口の中の汚物を吸引して肺炎を起こし、次いで本症を起こす。2肺炎・肺結核などの肺の病気から引き続き発病する。3骨髄炎・中耳炎・虫垂炎などのとき、その化膿している病巣から化膿菌が血液に入り込み、肺に達して起こす。4外傷で起きた肋膜、横隔膜下などの病巣が肺に近いために、直接伝わって感染する場合があるが頻度は少ない
[症状]
多くは高熱で悪寒をみることが多い。胸の不快感・胸痛がある。特有な症状としては、強い咳とともに膿性のたんがたくさん出ることである。病巣に腐敗菌が付くと肺壊疽となり、腐敗したような悪臭の強い淡がみられる。たんを硝子のコップにとってためてみると、上から、泡の層、つぎに液体の汚い灰白色の層、下に一番に暗褐色または緑褐色の沈殿物の層を作る。
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