妊娠中に血液中の赤い成分である血色素や赤血球が減少することがあり、これを妊娠貧血と呼んでいます。
[原因]
妊娠の初期から循環血液は徐々に増加しはじめ、妊娠九ヶ月には約30%増加してピークになります。そのとき赤血球数も増加しますが、循環血漿量の増加はそれを上回って著しくなって、赤血球数が相対的に減少するので貧血が起こります。
[症状]
貧血が高度であれば、妊婦の諸機能が障害されて、疲れやすい、動悸、顔色が悪い、めまい、食欲不振などがみられます。
[対応]
鉄分を多く含む食品をとり、治療には経口造血剤が効果的です。 |