胎盤は後産といわれるように、胎児が娩出されて15分〜30分後には娩出するのが普通です。ところが正常な位置に付着している胎盤が、妊娠中または分娩中に、胎児の娩出に先立って剥離することがあり、母児に重篤な障害を起こすことがあります。
[原因]
妊娠中毒症によるものが約35%程度、他に機械的刺激打撲、転倒、過激な労働、性交、など、その他異常妊娠や分娩時(羊水過多の破水後など)また産科的な操作時などにも起こり、いずれの場合も胎盤の異常とされます。
[症状]
軽症の場合は無症状で胎児にも異常がなく、娩出された胎盤に凝血が付着していることで気づくことがあります。胎盤が子宮壁から剥離すると、血管が破れて子宮壁と胎盤の間に出血がみられ、妊婦は突然腹部に異常な緊張感や激痛がみられます。
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